ぶらり東京 2.東京編その1
 

 
ということで,浜松町で有志3名と合流。もちろん初対面。みんなおやじでした。しかし,人見知りの小心者の私がまったく緊張せず,すぐにうち解けてリラックス。なんでなんだろう。まだ宴会には時間が早いので,とりあえず昼飯に蕎麦を食いに行くことになりました。芸能人がよく来る蕎麦屋で有名らしい。場所は麻布十番。向こうに見えているのは六本木ヒルズかな。
 
 

 
これがその蕎麦屋。こぢんまりしたお店でした。私たちが入ったときはがら空き。さっそく注文。値段的に,普通の蕎麦屋の1.5倍くらいから倍。味のほうは,と,楽しみやったけど,関西人の私の口には合わず。蕎麦自体はまあまあ,付け汁がまったくあかん。味に主張がなかった。東京の人はこういう味つけなのか,と勉強した瞬間でした。お代わりする気にもなれず,みんなで雑談。6時からの2次会(?)にはまだ時間があるので,どこかに行こうという話になった。候補は2つ。多摩川べりと子規庵。どちらも知る人は知る,という場所。私の要望で多摩川べりへ。
 
 

 
何線に乗ったのかよくわからなかったけど,多摩川駅に到着。地理的に見て,多摩川が東京のどの辺りにあるか,この時点ではまったく見当がついてない。とりあえずみんなについて,河川敷に下りる。
 
 

 
川自体は福知にもあるので珍しくはない。しかし,川向こうに広がる景色はまったく違っていた。いつも行ってる河川敷から見た川向こうにこんな高層ビルはそびえていない。大都会に来ている,という実感がまたまた湧いてきた。この川向こうは川崎市だということ。ということは,この多摩川が県境になっている。多摩川は東京の最西部にあるということ。またまた勉強になった。
 
 

 
河川敷の公園。実は,この辺りは高級住宅街。田園調布,ってご存じですね。この辺一帯がそうらしい。どおりで,若奥様たちの服装がおしゃれ,こどもたちもとっても上品で,声も小さい。わめいたり,ケンカしてる子,一人もいなかった。これはこの辺りだけや,とのことですが,平均して東京は上品な街,という印象を受けました。一番びっくりしたのが電車です。電車に乗ってる人たちの行儀がとてもすばらしい。脚を組んで座っている人ゼロ,ケータイで話しているいる人ゼロ,仲間内で盛り上がって大きな声で話している人たちゼロ,競馬新聞を読んでいる人ゼロ。乗り降りのとき,降りる人が全員降りきってしまうまで,道を空けて礼儀正しく待っている。最後の人が降りると,ゆっくり乗り込んでくる。山手線,東海道線,京浜東北線,メトロ線,…,どこもそうでした。これは素晴らしい。大阪の地下鉄,阪神,阪急なんかでは想像もできひんこと。
 
 

 
1時間程歓談して,聖地を出発。駅に向かう途中の神社。意味もなく撮る。
 
 

 
多摩川駅。何線か忘れた。東京でも,やっぱりローカルになると若い人は少ない。
 
 

 
午後5時半,2次会の会場である高円寺にある沖縄料理店に向かう。さきほどの麻布十番といい,この高円寺といい,昔からよく耳にしていた地名。ああ,東京に来てるんやなあ,とここでも実感。やっぱり田舎者でした。沖縄料理は初めてだったので少し楽しみでした。「ちゅらさん」の中でみんなが食べていたものは一通り食いました。いけます。ただ,なんか腐った豆腐と,ネギみたいならっきょうだけはダメでした。酒が飲めないので,この手のものはかんべんです。
 
 

 
JR川崎駅に通じる地下街です。日曜日の朝,それも7時半くらいだったので,人通りはまばらです。この地下道を通らないと駅に行くのは困難です。なぜか,行ってみればわかります。地上の道路には横断歩道がないのです。
前夜(4月12日の夜)沖縄料理店には3時間ほどいて,その後川崎に戻り,ホテルで一泊。いくら計算しても時間が合いません。店を出たのが9時過ぎ,3次会に誘われたんですが,この日は一睡もしていない上に,早朝から動き回っていたので,もうクタクタだったので,丁重に辞退。高円寺から立川周りで川崎に着いたのが11時過ぎ。なんで2時間もかかったか不明です。で,ホテルに着き,シャワーを浴びてちょっと横になるとすぐ強烈な睡魔が襲ってきました。あ~,今夜は眠れそう。翌朝,朝6時起床です。ほんま時差ぼけです。普段は,午前8時くらいに寝て,起きるのは2時か3時。今日も見て回りたいところがたくさんあります。頑張りましょう。
 
 

 
 しかし構内に入ると,人,人,人。 さすが人口150万人の大都市です。
 
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