ぶらり東京(1) 鎌倉編
 

 
2008年4月12日(土)やって来ました東京。ここは浜松町のJRホーム。前日10時30分発の高速バスで福知を出発。途中,名古屋のどこかのパーキングでトイレ休憩。翌朝6時5分,浜松町のバスターミナルに到着。結局眠れたのか眠れなかったのかはっきりわからず。東京の街の中で寝るわけにも行かず,行動開始。とりあえず鎌倉でも行くか,と路線図とにらめっこ。JRで品川(浜松町から2駅目)へ出て,そこから東海道線で藤沢まで行くことにした。
 
 

 
まだ朝の6時過ぎ。それに土曜日。いくら東京でも,人はまばらでした。寒いというほどでもなく,快適な気候ぽい。困ったことに,どっち方面へ行く電車に乗ればいいのか見当がつかず。品川行きなんて表示はない。たいてい大船行き,とか,東京行き,とかなっている。大船ってどこ?浜松町からみて品川は大船方面?東京方面?近くにあった路線図を見て,大船行きに乗ればいいことがわかった。が,この間,すでに電車1本逃していた。別に急ぐわけでもないからいいことにしよう。乗り間違えて,とんでもないところに行ったら困るし。
 
 

 
浜松町から無事品川にたどり着き,東海道の下り電車に乗り換え,40分ほどで藤沢に到着。名前だけしか知らなかった街。でもやはり都会,駅前が半端なく豪華。ここから江ノ島電鉄に乗り換え,七里ヶ浜へ。ここではまだ気づいていないが,やはり,ぶらり一人旅に欠かせないのは地図。実は,東京案内本とかいう観光ガイドは買ってたけど,正確な地図はまだ買っていなかった。これが大失敗であとあとひどい目に会うことになる。
 
 

 
江ノ島電鉄の人なつっこい車両の電車に乗り換え,一路七里ヶ浜へ。途中,江ノ島駅に停車。ここがあの江ノ島か!記念に一枚。電車の窓が曇ってるのか,ケータイのレンズが曇ってるのかわからんけど,曇っている。さすが土曜の早朝,お客さんは少ない。
 
 

 
七里ヶ浜に到着。これが江ノ島電鉄の客車。中はものすごくレトロだった。女子高校生たちが何人か下車。変質者と間違えられないように,かなりの距離を置いて後に続く。彼女たちのスカートの短さは半端ではなかった。
 
 

 
駅を出て東へ100mも行くと踏切があった。これを渡って山方面に行くとすぐに七里ヶ浜高校の石碑が目に入った。前の方を先ほどの高校生たちが無言で坂を登っている。私は反対方向の海方面に向かう。湘南の海がもうすぐ見えるはず。
 
 

 
100mほど坂を下るとコンビニがあった。ちょうど腹が鳴り始めた頃だった。そういえば,12時間くらい何も食べていない。おにぎりは腹にもたれそうだったのでサンドイッチとお茶を買う。ここらあたりから海沿いの国道134号線を東に歩くことになる。右手には湘南の海が広がっている。
 
 

 
早朝で曇り気味だったせいか海の色は予想とは異なり鉛色だった。でも,サーファーたちがたくさんいることで,そんじょそこらの海じゃなく,湘南の海だという実感が湧いてきた。ここで事件発生。さっき,コンビニで買ったサンドイッチを右手でつまみながら歩いていると,指先にものすごい衝撃が走った。狙撃か?右手の指先を見ると,サンドイッチが無くなっている。えっ?すぐそばをカラスが1羽,勝ち誇って飛び去っていくではないか!生まれて初めて。カラスに手に持っている食べ物を取られたのは。しかし上手に持っていったので,指先にケガはしていなかった。とりあえず,いそいでサンドイッチを袋にしまった。
 
 

 
1キロほど歩いてようやく目的の坂道に着いた。この坂の写真をどうしても撮りたかった。理由はたくさんありますが内緒。 
 
 

 
少し登って振り返ったところ。海と空の色がほとんど同じなのが残念。夏になると,空はもっと白く,海はもっと青くなるはず。また夏に来るぞ。
 
 

 
このカットを撮るのが目的でした。でも,日陰になってちょっと暗いですね。完璧なんてムリなんやから,ここに来れただけでも幸せだと思わないといけません。この時はまだ7時半頃です。
 
 

 
別の写真を切り抜いて加工してみました。これだとかなりキレイですね(自画自賛)。海の色と空の色がもっとくっきり浮かび上がれば最高なんですが。
 
 

 
坂を登り切ったところです。昔,このシュロのところに立って微笑んでいる人がいました。その人の笑顔はとても素敵でした。
 
 

 
坂を登り切って,もう少し奥へ進んでみました。人だかりがしているところ辺りにパン屋があったはずですが,今は普通の住宅になっているようです。
 
 

 
第1目標は達成したので,次は東京に戻る予定でした。でも,まだ時間もあったので,湘南の海辺を歩くことにしました。8時頃でしたが,太陽が顔を出すと夏のような暑さ。来た道を戻るわけなんですが,今度は海に近い方の歩道を歩いています。左手にちょこっと見えているのが江ノ島です。
 
 

 
砂浜におりて何枚か撮ってみました。結構汚れて見えますね。やっぱり夏に来るべきところかもしれません。あ,海には入ってません。
 
 

 
江ノ島です。霞んでますね。江ノ島,湘南,茅ヶ崎って聞くと,ボクら山の中の住民は,ものすごい夢をかき立てられますね。私だけかな?なんか,明るくて,自由で,おしゃれで,夢があって,希望に燃えてて,って,そんなイメージです。実際,そんな感じでした。次に住むならこの辺りがいいですね。
 
 

 
途中のセブンで休憩して,江ノ電の七里ヶ浜の駅まで戻ってきました。藤沢経由で東京に戻ろうか,それとも鎌倉周りにするか。結局,この際時間もあることだし,鎌倉へ行ってみることにしました。地理的な位置関係がこの時あたりからようやくわかり始めてきました。参考までに地図です。
 
 

 
結構本数ありますね。さすが都会です。江ノ島電鉄は藤沢と鎌倉を結んでいます。藤沢は鎌倉より関西寄りです。地図見てみると,鎌倉って結構海に近いです。
 
 

 
この車両は新しい今どきの電車でした。あ,七里ヶ浜駅は無人駅でした。ちょっとびっくり。
 
 

 
稲村ヶ崎の駅です。停車中にこの案内板を撮ろうと思たのですが,座っている位置からだとドアに隠れて見えなかったので,動き出してから急いで立ち上がって撮りました。しかし,しかし,シャッターを押して1秒後に撮影,というケータイの特性を忘れていました。稲村ヶ崎,小学校のときに習った歌を思い出します。なんかかわいそうな武士の語りの歌でした。
 
 

 
鎌倉に着きました。これは江ノ電の駅です。ちょっとぶらぶらしようと思って,駅を出て北の方に歩いてみました。
 
 

 
ちょっと見えにくいですが,「KINOKUNIYA」(紀伊国屋?)って看板が上がってます。へ~,こんなところに本屋があるのか,入ってみようと近づくと,なんとスーパーでした。9時半開店らしいです。現在9時25分です。
 
 

 
北には何もなかったので,南に回ってみようと思い,地下道をくぐって南側に出ました。こちらがメインなんですね。明るくて広くて賑やかでした。もうすこし南に下ると広い道に出ます。
 
 

 
あてもなくぶらぶら歩いていると鳥居が見えてきました。記念に撮っとくか。大仏様を見に行こうかなと思いましたが,どこにあるのか,どうやって行けばいいのかわからず今回は断念しました。地図買っとけばよかった。
 
 

 
駅周辺をぶらぶらした後,次は横浜に行くことにしました。特にお目当てはなく,ただの物見遊山です。とりあえず,いろんな都会を見ておこうと思った次第。JR鎌倉の構内です。結構鄙(ひな)びてていい感じでした。これなら,福知山人もキョドらなくて済みます。
 
 

 
思ったより早く横浜に到着。JR横浜駅の構内です。ぼけてます。さすが日本第2の都市です。人の多さ,駅前の豪華さは半端ではありませんでした。この後,駅周辺をうろうろしました。何枚か撮ったのですが,メモリーに入ってません。ショ~ック!!ヨドバシカメラがあったので,ケータイの電池仕様の充電器とminiSDカードを買いました。この日はスペシャルデーだったらしく,ゴールド会員になることができました。会員申込書の住所に福知山市って書くのがなぜが気が引けました。
 
 
 ぶらり東京 鎌倉編はこれで終了です。横浜をぶらついた後,ある会合に出席するため浜松町に戻りました。待ち合わせ時刻は午後1時。余裕で間に合いました。
 
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