★3月10日(火) 晴れたり曇ったり
Eちゃんが合格体験記を書いてくれました!
 4月から島根大学医学部に進学します。私は、中学2年生の夏から外賀塾にお世話になりました。当時から数学が苦手で、塾では教科書の先取りを中心に進めていました。先生は、教科書の内容はもちろん、学校の課題で分からないところや授業で疑問に残ったことなど何でも、いつでもその場で解いて、わかるまで何度も教えて下さり、本当に頼りにしていました。
 教科書の内容が一通り終わった、高校3年の春頃から全国入試巡りを始めました。去年の入試問題を私立国公立問わず北海道から九州まで解きまくりました。最初は全く歯が立たない状態で、先生に教えてもらった後でも納得しきれず、2月に解けるようになるのか本当に不安でした。根気強く教えて下さった先生には感謝しかないてす。自力で少しずつ手がつけられるようになるまで半年はかかったのではないでしょうか……。これを冬休みまで続け、共通テストが終わった後はとにかくたくさん過去問を解きました。共通テストで使わない数3を再開した時、結構忘れていて、時間をかけて頑張ってきたのに……と個人的にショックでした……。数3は共通テスト前も継続してやったほうが良いと思います。
 また、2次試験に向けて英語もお世話になりました。英作文は最初、日本語の単語を一つ一つ英語に直していったちぐはぐな英文になっていて、とにかくボロボロでした。構文を覚えて、それをうまく使えるように日本語を言い換える訓練をして、少しずつ書けるようになりました。先生の英語力はピカイチなので、ニュアンスの違いまでバッチリで、勉強になりました(笑)
 どちらの教科も、塾で鍛えて頂いたおかげで、本番自分の力を出し切り、無事合格を頂きました。学力はすぐには伸びないし、分からないことに出会うと挫けそうになります。でも、諦めずに繰り返し取り組むことで理解できる瞬間が来ます。分かった!という瞬間を大事にして勉強を頑張って下さい。皆さんが志望校に合格されることを心から応援しています。外賀先生、ありがとうございました。
 Eちゃんらしい合格体験記で笑けます。表面的にはめっちゃ落ち着いていて焦ったり悩んだりしているようには全く見えませんでした。もちろん,生身の人間なので人には言えない苦しみ・悩みはたくさんあったと思います。一切表に出さず自分の中で処理できるあたり,やはりただ者ではありませんね。
 私を頼りにしてくれていたのですか?そんな風にはまったく見えませんでした。ごめんなさい。鈍感でした。いや,ありがとうかな。Eちゃんみたいな生徒に頼りにされていたことを誇りに思います。(塾を賞賛しなくてもいいですよ,と念を押しておいたのですが…)
 今回はEちゃん特集パート2でした。たぶんもっと書きたいことがあったかもしれませ。合格体験記を書いてくれませんか?とLINEを送ったら,数時間後に送ってくれました。仕事が速いですね。大学に入った後もOB日記にデビューして欲しいですね。
 本日もご覧いただいてありがとうございます。例によって,新入生を盛大に募集しています。小6から高3まで大歓迎です。あまり割引できませんが,頑張りますので,お近くに塾適齢者がおられましたら声をかけていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。ご要望・ご質問はLINEまたはtwitter(@gekajuku)のカキコかDMでお願いします。

★3月9日(月) 晴れたり曇ったり
3月に入りました!
 ご無沙汰しています。公立高校中期試験が終わり,国公立大学の前期の発表が始まりました。ついに島根大学医学部医学科合格しました。トップページにも書いた通り23年ぶりの快挙です。合格してみれば,当然の結果でしょう,という感想ですが,やはり発表前は少し心配でした。
 Eちゃんが初めて塾に来たのは中学2年の夏休みでした。お姉ちゃんが通っていた関係で来てみたいと思ったらしいです。(本人からは聞いていません。後で合格体験記を書いてくれるよう頼んでみます。)来た当初は頑張り屋の中学生という印象でした。最初の半年くらいは学校の授業の予復習程度だったと思います。中2が終わりかけの頃,これやってみますかと誘いました。東京出版の高校への数学「Highスタンダード演習」でした。「やります」という返事から医学部への道が始まりました。
 このスタンダード演習はスタンダードと銘打っているのですが,中身はモンスターです。とても田舎の中学生が太刀打ちできる問題ではありません。しかしEちゃんは弱音を吐かずコツコツと取り組んでいました。もちろん,たくさんヒントやアドバイスを出しました。半年くらいでしょうか,1冊解き終わりました。これだけでも賞賛に値するのですが,さらに上級の「日日のハイレベル演習」という中学数学最高峰の問題集を勧めると「やります」と返事にはしびれました。実はお姉さんもこれを解いていたのですが,もうこんな問題集を解く子はこの子で最後やろなあ,と思っていたのです。
 中3の冬辺りにはもう解き終わっていたようです。週3回ほとんど休むことなく出席し,毎回解いた答案を見せてくれました。もうこのあたりから,「できが違うな」と感じていました。医学部志望というのを聞いたのはずっと後になってからでした。中3の勉強も終わったから高校の数学やってみますか?と尋ねると「やります」との返事。2月頃だったでしょうか?高校数学との長い戦いが始まりました。数研出版の教科書と私が作った解答集で数学1を解き進めていきます。何度も壁にぶち当たったことでしょう。ひるむことなく壁を乗り越えてきました。章ごとに教科書の後は東京出版の1対1の該当箇所を演習。これもかなりの難問でしたが,解き切りました。
 そうこうしているうちに数学A,2,Bと進みます。2,Bあたりから,もっと問題を解きたいということで数研出版の4ステップ(ス)という問題集を解いてもらいました。Eちゃんの偉いところは,わかった気にならないことです。必ず質問します。同じ質問を何度もしたこともあります。その都度,類題を出して解決に努めました。高2の冬くらいで数学3まで終わりました。とはいえ,まだまだ入試数学は手の届かないところにありました。田舎の学校でいくらできても,全国レベルではどうしても上位には食い込めません。
 そこで,最後の切り札に「入試数学全国大学めぐり」というのを始めました。これは昨年度の有名私大や国公立医学部の問題を解いて解いてときまくる旅というものです。各大学の入試問題をダウンロードして,私がTeXで書き直し,それをラベル紙にコピーして,問題をハサミで切ってルーズリーフに貼り付けて解く,というスタイルでした。ほぼ1年間,島根大学の20年分の過去問を含めたら,90大学分くらい作りました。これは結構なプレッシャーでした。学校の定期テストの期間は私にとって天国でした。試験中はEちゃんが学校のテスト勉強で「入試数学」はいったん休止だったからです。その間私も余裕を持たせるために解きまくりました。1問あたり簡単なもので10分,難しいもので2時間くらいかかります。平均30分くらいでしょうか。高齢者なので粘りがありません。4問くらい解くともうお腹いっぱになって,違うことがやりたくなります。困ったもんだ。
 試験期間が終わるとEちゃんは猛烈に解いてきます。しかし,自力で解ける問題は文系の簡単目の問題だけでした。理系のごつい,意味不明の問題は手も足も出ない状態が続きました。春が過ぎ,夏が来て,秋になってもまだ最高峰の問題には届きませんでした。しかしEちゃんはあきらめません。週3回質問ぜめでした。塾に,Eちゃんが解きまくった数学の答案(ルーズリーフ)が残っています。(17日以降に取りに来るといってました。)たぶんルーズリーフ600枚以上あると思います。あまりに解けないので「もうやめます」と言い出すのではないかと少しですが心配でした。
 しかし,そんな気配はまったくありませんでした。それどころか,逆に闘志を燃やしてきているのではと思えるほどでした。でいよいよ,年が明けました。この当たりから少しですが,難しめの問題にも手が出るようになりました。共通テストで思っていたほどの点数がとれなくて,志望校を2段階くらい下げることになりました。そんな下げなくても大丈夫なのに,と言うと,「理科がとれない」ということだったので英数面接だけの島根大というのはEちゃんにとっていい選択だったのかもしれません。この頃「全国大学めぐり」はほぼ終了し,いよいよい島根大学の過去問に当たります。これがおもしろいように解けません。
 たぶんEちゃんは焦ったと思います。「大丈夫,現役ブーストというのがあって,共通テストを終えたあたりから,現役は猛烈に伸びるんやで」と励ましました。そのせいかどうかはわかりませんが,集中して解き続けました。入試2週間前当たりになると,何と半分くらいは完答できるようになっていてびっくりしました。あとは,島根大特有の問題に慣れることでした。私もこの大学の問題をこんなに集中して解いたのは初めてでした。すべての問題が良心的に設定されていて,あと一歩間違えれば超難問になるところを,そうならないような配慮が行き届いた良問だらけでした。
 共通テストで予想点数よりおそらく100点くらい下回っていたのではないでしょうか。英語も結構しごきましたが,もともと英語は合格圏内でしたので,英作文で英語らしい表現を使うようにアドバイスしたくらいです。和訳もよく出来ていて高校生としては最高のできでした。今年から島根大は試験時間が短くなって問題数が減るとのことなので,競争が激化すると心配していました。受験後Eちゃんから「全部解くことは解いた」というLINEが来て少し安心しました。私的には合格は当然のことと思っていましたが,入学試験は何が起こるかわからないので心配はしていました。
 ということで,また外賀塾の伝説が一つ増えました。Eちゃんのような生徒はおそらく今後現れないのではないでしょうか。空前絶後と言っても言い過ぎではありません。この4年半の間,いいものを見せてくれた,二度とないようなすばらしい経験をさせてくれたEちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。よく頑張ったね。これだけ頑張れたのですから,これからどんな困難な問題にぶつかっても必ず乗り越えていけるはずです。世界中の病気で苦しむ人たちの力になってあげてください。
 今回はEちゃん特集でした。まだまだ書き足らないことだらけで,いつ続編を書くかわかりませんが,期待していください。本人の合格体験記も楽しみです。
 本日もご覧いただいてありがとうございます。例によって,新入生を盛大に募集しています。小6から高3まで大歓迎です。あまり割引できませんが,頑張りますので,お近くに塾適齢者がおられましたら声をかけていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。ご要望・ご質問はLINEまたはtwitter(@gekajuku)のカキコかDMでお願いします。